水で体温を調節する人間の体!

人間の平熱は36~37度
人は体温が2度でも上がると体調を崩し、場合によっては死に至る危険性も出てきます。
このように体温の調節というのは、人が生命を維持する上でとても大切な機能なのです。

体内の水は、体温を調節する上で大切な役割を持っています。
例えば汗をかくということは、体温を一定に保つための重要なシステムです。
水は蒸発するときに熱を奪う性質を持っており(気化熱:水1ミリリットルあたり約0.6キロカロリー)、汗をかいたときにこれが利用されます。
つまり、皮膚から汗が蒸発するときに熱が奪われるため、皮膚表面の温度が下がるのです。
夏に気温が上昇したときや、運動をして身体温度が高くなったときなどに汗をかくのはこのためです。
こうして、体温の上昇を防いでいるのです。

体の中の不要な熱を出す
人間は皮膚から600ミリリットル、呼気から400ミリリットル、無意識のうちに蒸気の形で水を排せつしています。
これは、代謝活動の結果発生した余分な熱を、水の気化熱にかえて蒸気として外へ出しているということです。
つまり水は、余分な捨てるべき熱を受け取り、外へ運び出す役割をしているのです。